風の整体院 | 日記 | 腸もれの穴

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風の整体院 の日記

腸もれの穴

2017.09.10

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。みなさんは「腸もれ」になるとどれくらいの大きさの穴があくと思っていますか?肉眼でわかるような穴がポッコリとあいているわけではありません。小腸にそんな大きな穴があいていたら人は死んでしまいます。「腸もれ」によって生じる穴は、腸粘膜の細胞と細胞の間にできるごく微小なものです。穴というよりも「隙間」という表現のほうが正しいのかもしれません。小腸の腸壁は「絨毛」と呼ばれるひだひだの突起でびっしり覆われています。このひだひだを広げていったら、バドミントンのコートの広さくらいになると言われています。さらにその絨毛の突起一つ一つは、「微絨毛」という細かいひだひだでびっしり埋め尽くされています。そして、「腸もれ」は、この微絨毛を形成している細胞と細胞の隙間に生じます。さまざまな要因により腸が疲弊してくると、細胞と細胞が接している結合部分がゆるんできます。すると、このゆるんだ隙間が穴のように広がっていってしまうわけです。どんなに小さな穴でも、「もれ」があると機能に大きな影響が生じることは少なくありません。自転車のタイヤチューブは、目に見えないくらいの小さな穴であっても、あいていれば、いくら空気を入れ直しても数時間後にはぺちゃんこになってしまいます。「腸もれ」の程度にもよりますが、ひどい人の場合、微絨毛の粘膜細胞間に無数の小さな穴があいていると考えられます。

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